心の風邪「うつ」を癒す! 脳機能を整える3つの方法

心の風邪といわれる「うつ」を癒す脳機能を整える3つの方法を紹介します

『うつは心の風邪です』というキャンペーン

2000年頃から『うつは心の風邪です』というキャンペーンが政府により大々的に行われました。
風邪薬を飲むように早めに向精神薬を飲みましょう!!という趣旨のキャンペーンだった様に記憶しています。
そして、心療内科が身近な存在になり「うつ・不安・パニック」などのメンタルの不調で気軽に向精神薬を服用する方が一気に増えました。

その一方、気分障害を始めとする「心の病気を患う人」の数は年々増えています。
気軽に早めに向精神薬を飲んでいるのに一向に良くなっていないのが実態ではないでしょうか。

引用元:厚生労働省 - 統計情報・白書
(図表1-2-9 こころの病気の患者数の状況)
https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/18/backdata/images/01-01-02-09.gif

向精神薬の希薄な効果と副作用

向精神薬の効果は希薄であるばかりでなく、依存や脳神経の更なる不調などの副作用が問題となっています。
メディアには取り上げられませんが、向精神薬の長期服用による脳の形態変化(脳全体の容積減少、灰白質の容積減少)を報告する論文が海外では発表されています。
〔フィンランド・オウル大学のJuha Veijola氏発表、PLoS One誌オンライン版2014年7月18日号〕

はたして「うつ・不安・パニック」などの精神不安に効果的な薬などあるのでしょうか?

脳は身体のなかで最も高度な『神経シナプスで情報を伝達する』というシステムを行っています。
関係する神経伝達物質は、代表的なアセチルコリン・ドーパミン・ノルアドレナリン・セロトニン・グルタミン・GABA・グリシン・ヒスタミン・エンドルフィン・オキシトシンなどを含み100種類以上にもなります。
それらの神経伝達物質が複雑に絡み合って神経細胞であるニューロン間を行き来しています。

一つの薬は一つの化学的作用しか持ち合わせません。
100以上ある神経伝達物質のいったい何が問題なのか、現代の科学では解明出来ていません。
薬物は一つの化学的作用を脳神経に働きかけるか、脳神経の働きを麻痺させるかという代物です。
いずれにしても、脳の精神活動を根本的に良くするものではありません。
むしろその服用によって更なる不調を来す場合が多い様に思います。

当整体院を訪れるクライアント様には、原因不明の頭痛・不眠・耳鳴り・めまいなどを訴える方がとても多いのですが・・。
よくよくお聴きすると、気軽に向精神薬・睡眠導入剤・痛み止めなど・・様々な薬を長期にわたって服用されている方が大変多い・・・・。
そして、病院行くと更に神経作用のある薬を処方されて悪化するばかりです。

脳神経に働きかける薬は、その作用と副作用により、根本的な問題(栄養の問題・血流の問題・脳の老廃物の蓄積・ストレス源の問題など多様)は据え置きにしたまま、脳にダメージを蓄積していく様に感じています。(自身の体験から)

脳の精神活動の停滞

「うつ・不安・パニック」などの精神不安は脳の精神活動の停滞により起こります。
では、脳の精神活動を良質な状態にするにはどうしたら良いのでしょうか?

私たちの脳は体重の2~3%しかないのに基礎代謝の1/4のエネルギーを消費する人体最大級の器官です。
常に良質な栄養と酸素を必要とします。
数分でも酸素供給が滞ると脳死してしまうほど活発に働いています。
この、活発な脳を支えているのは身体です。
身体の酸素供給・栄養供給・老廃物排泄のレベルが下がったら、当然、脳の精神活動レベルは下がります。
この時感じるのが「うつ・不安・パニック」などの精神不安なのではないでしょうか。

この単純明快な事実が見過ごされ、安易に薬に頼り、不調が長期化している方が多い様に感じます。(当整体院を利用される方達を拝見して)

脳の機能は身体を整える事で活発化する

脳の機能は身体の恒常性(ホメオスタシス)が保たれたときに発揮されます。
風邪に効く薬が無いように、心の風邪に効く薬もありません!
脳の精神活動の不調を「うつ」と言うならば、そして「うつ」を心の風邪というならば・・まずは身体を整えることから始めるのがベストだと思います。

心の風邪に薬は不要です。

脳機能を整える3つの方法

ではどうやって心の風邪といわれる「うつ」などのメンタルの不調を快癒すればよいのでしょうか?

私の考えるメンタルの不調を快癒する為の脳機能を整える方法は、次の3つです。

①脳に十分な酸素を届ける

②脳に十分な栄養を届ける

③脳で発生する老廃物を排出する

一つづつ説明していきます。

①脳に十分な酸素を届ける

脳は身体が必要とする酸素の25%を消費します。
血圧の低下や、鉄分不足によるヘモグロビン量の減少や、毛細血管の収縮による血中酸素濃度低下など・・様々な原因により、酸素不足になると脳機能は低下していきます。

これに対処する為に出来る事は、鉄分の補給と自律神経の安定による血圧保持や毛細血流の活性化です。
鉄分の補給は食事からという事になりますが、自律神経の安定による血圧保持や毛細血流の活性化はホメオスタシス(身体恒常性)を整える事が大事です。

※当整体院は自律神経を整え血流を改善するのに適した手技療法を行います。

②脳に十分な栄養を届ける

脳は糖質(グルコース)、脂質(脂肪酸・リン脂質)、アミノ酸、各種ビタミン、各種ミネラルを必要とします。
必要なビタミンやミネラルが不足すると脳機能は低下します。
また、必要な糖質量が常に確保(血糖値が安定している状態)できていないと、脳機能は乱れます。

これに対処するためには、良質な栄養摂取と摂取した栄養を適切な形で脳に届ける内臓(特に腸内環境)が必要です。
これは、ホメオスタシス(身体恒常性)を整える事で得られます。

※当整体院は脳神経機能を整える食事摂取法や腸内環境改善を強力にサポートしています。

③脳で発生する老廃物を排出する

脳が身体の1/4のエネルギーを燃やした後に排出される様々な物質や老廃物(アミロイドベータやタウタンパクの様な変性タンパク質など)は、脳独自のシステム(グリアリンパ系(グリンパティックシステム))と呼ばれる機構により脳脊髄液に浸潤して排出されます。

この脳のシステムは睡眠時に活発になる為、睡眠の質が悪いと停滞します。
また、脳脊髄液の循環が悪いと停滞します。

これらは、ホメオスタシス(身体恒常性)を整える事で良質化します。

※当整体院の行う全身整体と頭部頭蓋調整は、脳脊髄液の循環を改善するとともに、自律神経の安定化により睡眠の質を整え、脳の老廃物排出を促進します。

脳機能の低下はホメオスタシス(身体恒常性)の低下と栄養不良

ここまで説明したように、脳機能の低下はホメオスタシス(身体恒常性)の低下と栄養不良による ①脳の酸素不足 ②脳の栄養不足 ③脳の老廃物蓄積 です。

薬は対処療法です。

上記①②③には対応出来ません。

ホメオスタシスを整えてメンタルの不調を改善しましょう!

自然療法(メンタルの不調に特化した整体)という選択

当整体院「豊中むつう自然整体ゆるむ」は、メンタルの不調に特化した施術及び栄養指導(分子栄養医学カウンセラーとして)を行う整体院です。

施術中あるいは施術直後に次の様な状態が期待できます

自律神経の安定によるホメオスタシス(身体恒常性)の活性化 ➡ 身体軽やか

ストレスホルモン反応の緩和と、セロトニン・オキシトシンの分泌 ➡ 心穏やか

脳脊髄液の循環による脳老廃物の排出 ➡ 頭スッキリ

施術体験を承っております。
是非一度お試しください。