「うつ」を薬に頼らず自然療法(整体)で改善する
そもそも「うつ」とは?
- 一日中抑うつ気分を感じる・活動に興味や喜びを感じない
- 食欲が減退・増加
- 不眠・睡眠過多
- 精神運動性の焦燥まはた静止
- 易疲労性または気力の減退
- 無価値・罪責感
- 思考力・集中力の減退
- 死についての反復思考
医療機関では、上記の項目が5つ以上2週間以上続くと「うつ病」と診断されます
しかし、血液検査などの計数的な検査項目はありません。
なぜなら「うつ」の原因は21世紀を1/4過ぎた現在でも解明されていないのです。
そして、様々な原因説がありますが、どれも仮説です。
「うつ」の有力な3つの仮説とは
①心因説
そもそも「うつ」は病気ではないという考えです。
この仮説によると「うつ」を感じる人の脳では生理的な変化(通常の科学的反応)以外は起きていないということとなり。
医科学会で支持する人は少ない仮説です。
②モノアミン・セロトニン仮説
脳内の神経伝達物質であるモノアミン(ドーパミン、ノルアドレナリン、アドレナリン、セロトニン、ヒスタミンなど)特にセロトニンの欠乏が「うつ」の原因であるという仮説です。
この仮説は長年支持されてきました。
しかし、うつ病患者脳内のモノアミンやセロトニン濃度を測定しても健常者と変わらなかったという事実から、近年では疑問視する声も多い仮説です。
③脳内炎症説
ストレスにより炎症性サイトカインが誘発されて脳内で炎症反応が起きたり、脳内に炎症性物質が侵入して炎症反応が起きた事による脳機能の低下が「うつ」の原因であるとする仮説です。
現時点で最も有力とされているのがこの脳内炎症説です。
現状の「うつ」対応の問題点
もっとも有力な原因とされる③脳内炎症説に基づく対応は、まだまだ標準的な医療現場では行われていません。
長年支持されてきたモノアミン・セロトニン仮説に基づくSSRI(部分的にセロトニン濃度を濃くする薬)などの抗うつ薬での対応になります。
これが、長期間服薬治療をしても「うつ」が改善しないばかりか、悪化して行く原因だと言われています。
「うつ」対応に本当に必要な事
現時点でもっとも有力な仮説である③脳内炎症説に基づく対応が一番現実的な対応だと思います。
しかしながら、抗炎症薬は、ステロイド系抗炎症薬・抗菌薬・抗ウイルス薬などの限定的な用途のものとなります。
そして、脳内にだけ効く抗炎症薬はありません。
また、抗うつ薬としての抗炎症薬はまだまだ動物実験段階の様です。
4つの脳内炎症対策
脳内炎症の特効薬の無い現在、脳内炎症に対抗する為には次の4つが有効と私は考えます。
- 脳内炎症を起こすストレスを排除する
- 脳内炎症を起こす炎症性物質の脳内侵入を阻止する
- 脳内の炎症を抑制する
- 脳内の炎症性物質を排出する
上記4つの脳内炎症対策は、どれも現在の標準医療では難しいものばかりです。
ではどうしたら良いのでしょうか?
大丈夫です!
自然療法(からだ全体に働きかける整体)で脳内炎症は和らげることが出来ます。
からだ全体に働きかける整体の効果
それでは、「うつ」の原因として最も有力視されている脳内炎症を和らげる自然療法(からだ全体に働きかける整体)の効果を順を追って紹介します。
難しい用語も出てきますが、我慢してお読みいただければ幸いです。
①ストレスをケアする
ストレスケアは、ご自身でも出来ますし様々な方策があります。
しかし、極度のストレス反応(HPA軸反応)時は、からだ全体に働きかける整体が有効です。
からだ全体への穏やかで優しい施術が脳の興奮を鎮めて、HPA軸反応を解除いたします。
※HPA軸反応(hypothalamic pituitary adrenal axis)とは、強いストレスあるいは持続的なストレスにおけるホルモン系の反応です。コルチゾールやアドレナリンなどの興奮性のホルモンが大量に分泌されて脳内が炎症を起こします。
②炎症性物質の脳内侵入阻止について
脳には血液脳関門(blood-brain barrier)が備わっている為、通常は異物は侵入しません。
しかし、何らかの原因(腸の栄養吸収膜が乱れてた状態(リーキーガット)は、血液脳関門の乱れた状態(ブレインガット)と相関性が確認されています)により、血液脳関門の膜が乱れると、様々な有害物質が脳内に侵入してしまいます。
からだ全体に働きかける整体は、腸内環境を整える事でリーキーガットを改善(体内への有害物質取込阻止)し、ひいてはブレインガットを改善(脳への有害物質取込阻止)して脳内の炎症性物質侵入を阻止します。
③脳内の炎症を抑制する
様々な理由(有害物質の侵入・炎症性サイトカイン・ストレス)により、脳内炎症は起こります。
現在のところ最も有効とされているのが、アセチルコリン(神経伝達物質)の産生による炎症抑制です。
※コリン性炎症抑制回路といいます。
このアセチルコリンの分泌は副交感神経が優位になった時に活発化します。
からだ全体に働きかける整体は、迷走神経を刺激して、積極的に副交感神経を働かせてアセチルコリンの分泌を促し、脳内炎症を抑制します。
④脳内の炎症性物質を排出する
脳内の様々な炎症性物質は、脳脊髄液(脳が浮かぶ液体)によって排出されます。
脳脊髄液の循環は、からだ全体の血流やリンパ液の流れが良好な状態で促されます。
からだ全体に働きかける整体は、全身のめぐり(血流・リンパの流れ・脳脊髄液の流れ)を整え、脳内の炎症性物質排出を助けます。
また、からだ全体に働きかける整体は睡眠の質を向上させて、睡眠時の脳老廃物排出システム(※グリンパティックシステムと言います)を促進して、脳内の炎症性物質排出を後押しします。
少し難しい話となってしまいましたが・・
上記の様に、身体の仕組みを巧みに利用する当整体院の自然無痛整体療法は「うつ」の改善にとても有効です。
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それでも信じられない方は一度試してみませんか
最後までお読みいただきありがとうございました。
自律神経整体ゆるむ
整体院長 須藤孝志