第二・第三の脳と言われる腸・皮膚など、お身体全体への優しい施術で自律神経を整えて、不調原因であるSAM軸反応(自律神経系のストレス反応)及びHPA軸反応(ホルモン系のストレス反応)を和らげるとともに、これらのストレス反応に対する心身のレジリエンス(しなやかに回復する力)を整える療法です

当整体院の療法がメンタルを整える3つの仕組み

1 自律神経を整える

ストレスや過労などによる自律神経の乱れは交感神経の緊張を高めて身体を強張らせます

その状態が持続すると、背側迷走神経の働きを促して身体の機能低下(シャットダウン・ショック状態を始めとする不動状態)を起こします

※新たな自律神経理論【ポリヴェーガル理論】による

そして、腹側迷走神経の働きを妨げて内臓の働きを停止してしまいます

この様な状態の時に、皮膚・筋肉・腹部の感覚受容器から求心性神経(体性感覚神経及び迷走神経)を通じて大脳全体に微弱な刺激を送ると、大脳内の各部は円滑に働きだし、間脳(脳の感覚中枢)へ良質な信号を送るようになります

間脳の視床下部(自律神経コントロールの中枢)は安定し、アロスタシス反応(身体の恒常性を保とうとする働き)が適正になり、交感神経や背側迷走神経の過剰な働きを抑え、腹側迷走神経(身体の機能を整える神経)の働きを活発化して自律神経の乱れが回復して行きます

自律神経の乱れが回復する事によりホメオスタシス(身体恒常性)が整い、脳神経系の働きが促され「うつ・不安・パニック」などのメンタルの不調や様々な不定愁訴が緩和します

2 ホルモンバランスを整える

ホルモンは身体の調整を行う生化学物質で、各内分泌器官(脳・甲状腺・副腎・膵臓・性腺など)で作られ、血液により身体の各部に運ばれます

自律神経が乱れるとストレスホルモン反応(HPA軸反応)が起こるとともにホルモンバランス全般が乱れて、メンタルの不調や様々な不定愁訴を引き起こします

当整体院は、身体全体(皮膚・筋肉・お腹)への微弱な刺激によるホメオスタシス(身体恒常性)の安定により、ホルモンバランスを整えます

視床下部のホルモン調整力が亢進

求心性神経を通じた脳への刺激は、自律神経の安定に連動してホルモン調整力(フィードバックシステム)を安定化しホルモンバランスを整えます

ホルモンをつくる内分泌器官への栄養供給力の亢進

身体全体に働きかける施術は、内分泌器官への栄養供給力と酸素運搬を促進し内分泌器官の働きを活発化してホルモンバランスを整えます

ホルモンバランスが整うと心身を疲弊させる過剰なストレスホルモン反応(HPA軸反応)はやわらぎ、セロトニンやオキシトシンなどの幸せホルモンの分泌も促されて、メンタルの不調や様々な不定愁訴が緩和します

毛細血流の活性化によるホルモンの活性化

自律神経の安定(腹側迷走神経の亢進)は、身体全体の毛細血流(真性毛細血管の流れ)を整えて、各内分泌器官で作られたホルモンを身体の隅々に届けて、37兆個の細胞に届けやすくなります。その結果、ホルモンによる身体の調整力がスムーズに働く様になります

3 脳の老廃物を排出する

脳脊髄液の循環を活発化する

脊髄周辺の体骨格及び体骨格筋を整える事により脳脊髄液循環が活発化し、脳の老廃物が脳脊髄液に浸潤し排出されやすくなります

脳室の圧迫を排除

頭蓋周辺の筋肉の緊張をやわらげる事により脳脊髄液を保持する脳室の圧力が和らぎ、脳脊髄液循環が活発化し、脳の老廃物が脳脊髄液に浸潤し排出されやすくなります

睡眠の質を改善する

自律神経の安定やストレスホルモン反応の緩和により睡眠の質が向上します

良質な自然睡眠の確保により脳細胞間の隙間が拡張して脳の老廃物が脳脊髄液に浸潤し排出しやすくなります

※グリンパティックシステム(睡眠時に脳のヒダのクリアランスが広がり老廃物が排出される仕組み)

これらにより、脳の老廃物(アミロイドベータ・タウタンパクなどの変性タンパク質)を脳から排出することにより脳機能が回復して、メンタルの不調や様々な不定愁訴が緩和します

何故、薬に頼らずメンタルの不調を整える必要があるのか・・
メンタルの不調を感じている時に体の中で何が起きているのか・・
詳しく知りたい方は次のブログをご覧ください!!

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